- 2026-08-03
夜中に何度もトイレに起きないために 夜間頻尿の予防法と原因・治療を泌尿器科専門医が解説
「夜中に何度もトイレに起きて熟睡できない」「年齢のせいだから仕方ないと思っている」という方は少なくありません。
しかし、夜間頻尿は加齢だけが原因ではなく、生活習慣や治療によって改善できるケースも多くあります。
今回は、夜間頻尿の原因や検査・治療に加え、ご自宅でできる予防法について詳しく解説します。
夜間頻尿の主な原因
夜間頻尿は一つの病気ではなく、さまざまな原因によって起こります。
① 前立腺肥大症(男性)
加齢とともに前立腺が大きくなり、尿道を圧迫することで尿が出にくくなります。
主な症状
• 夜間頻尿
• 尿の勢いが弱い
• 残尿感
• 排尿に時間がかかる
________________________________________
② 過活動膀胱
膀胱が過敏になり、尿が十分たまる前に強い尿意が起こる病気です。
主な症状
• 急に我慢できない尿意
• 昼も夜も頻尿
• 尿漏れを伴うことがある
________________________________________
③ 夜間多尿
夜間に作られる尿の量が多くなる状態です。
原因として
• 加齢
• 高血圧
• 心不全
• 睡眠時無呼吸症候群
• 塩分・水分の摂りすぎ
などがあります。
________________________________________
④ 糖尿病
血糖値が高くなることで尿量が増え、
• のどが渇く
• 尿量が多い
• 夜中にも何度も排尿する
という症状が現れることがあります。
________________________________________
⑤ その他
以下のような病気が隠れている場合もあります。
• 膀胱炎
• 尿路感染症
• 膀胱がん
• 利尿薬の影響
• カフェインやアルコールの過剰摂取
特に血尿を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。
________________________________________
夜間頻尿を予防する8つの方法
生活習慣を見直すことで、症状の改善が期待できる方も少なくありません。
① 日中は十分な水分を摂る
「夜中に起きたくないから」と日中の水分まで減らしてしまうと、脱水によって尿が濃くなり膀胱が刺激されやすくなります。
また、尿路感染症や尿路結石のリスクも高まります。
ポイント
• 日中はこまめに水分補給をする
• 就寝2〜3時間前からは少し控えめにする
• 喉が渇いたら無理に我慢しない
________________________________________
② 夕方以降の飲み物を見直す
夜に大量の水分を摂ると、その分夜間の尿量も増えます。
特に
• アルコール
• コーヒー
• 緑茶
• 紅茶
• エナジードリンク
は利尿作用があるため、夕方以降は控えめにしましょう。
________________________________________
③ 塩分を控える
塩分を摂りすぎると喉が渇き、水分摂取量が増えるだけでなく、夜間多尿の原因にもなります。
目安は1日6g未満です。
________________________________________
④ 足のむくみを改善する
日中に足へ溜まった水分は、横になると血液へ戻り、夜間に尿として排泄されます。
夕方に
• 20〜30分の散歩
• 軽いスクワット
• ふくらはぎのストレッチ
• 足を少し高くして休む
ことが効果的です。
むくみが強い方には弾性ストッキングが有効な場合もあります。
________________________________________
⑤ 適正体重を維持する
肥満は
• 前立腺肥大症
• 糖尿病
• 睡眠時無呼吸症候群
などの原因となり、夜間頻尿を悪化させます。
適度な運動を継続しましょう。
________________________________________
⑥ 便秘を改善する
便秘になると直腸が膀胱を圧迫し、頻尿の原因となることがあります。
食物繊維、水分、適度な運動を心がけましょう。
________________________________________
⑦ 骨盤底筋を鍛える
男女ともに骨盤底筋を鍛えることで、膀胱を支える力が高まり、尿意をコントロールしやすくなります。
肛門を締めるような運動を5秒間行い、5秒休む動作を10回、1日3セット程度続けてみましょう。
※実際の排尿中に尿を止める練習は習慣にしないようにしてください。
________________________________________
⑧ 基礎疾患を治療する
夜間頻尿の背景には
• 高血圧
• 糖尿病
• 慢性腎臓病
• 心不全
• 睡眠時無呼吸症候群
などが隠れていることがあります。
頻尿だけでなく、全身の健康管理も大切です。
________________________________________
当院で行う検査
原因を調べるために、症状に応じて以下の検査を行います。
• 尿検査
• 血液検査
• 残尿測定
• 腎臓・膀胱・前立腺エコー
• CT検査
• 必要に応じて膀胱鏡検査
原因を正確に診断し、一人ひとりに適した治療をご提案します。
________________________________________
治療方法
原因に応じて、
• 前立腺肥大症治療薬
• 過活動膀胱治療薬
• 夜間多尿に対する治療
• 生活習慣の改善
• 基礎疾患の治療
などを組み合わせて治療を行います。
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こんな症状があれば早めにご相談ください
次のような症状がある場合は、生活習慣だけでは改善しない病気が隠れている可能性があります。
• 夜2回以上トイレで目が覚める
• 血尿がある
• 排尿時に痛みがある
• 尿が出にくい
• 残尿感がある
• 急に症状が悪化した
________________________________________
まとめ
夜間頻尿は「年齢のせい」と諦める必要はありません。
生活習慣を見直すことで改善する方も多く、原因となる病気を治療することで症状が大きく軽減することもあります。
夜中に何度もトイレで目が覚める、睡眠の質が低下している、日中の眠気や疲労感が続くという方は、ぜひ一度ご相談ください。
南茨木グリーンクリニックでは、尿検査・エコー・CT・必要に応じた膀胱鏡検査を組み合わせ、夜間頻尿の原因を丁寧に調べ、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
しかし、夜間頻尿は加齢だけが原因ではなく、生活習慣や治療によって改善できるケースも多くあります。
今回は、夜間頻尿の原因や検査・治療に加え、ご自宅でできる予防法について詳しく解説します。
夜間頻尿の主な原因
夜間頻尿は一つの病気ではなく、さまざまな原因によって起こります。
① 前立腺肥大症(男性)
加齢とともに前立腺が大きくなり、尿道を圧迫することで尿が出にくくなります。
主な症状
• 夜間頻尿
• 尿の勢いが弱い
• 残尿感
• 排尿に時間がかかる
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② 過活動膀胱
膀胱が過敏になり、尿が十分たまる前に強い尿意が起こる病気です。
主な症状
• 急に我慢できない尿意
• 昼も夜も頻尿
• 尿漏れを伴うことがある
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③ 夜間多尿
夜間に作られる尿の量が多くなる状態です。
原因として
• 加齢
• 高血圧
• 心不全
• 睡眠時無呼吸症候群
• 塩分・水分の摂りすぎ
などがあります。
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④ 糖尿病
血糖値が高くなることで尿量が増え、
• のどが渇く
• 尿量が多い
• 夜中にも何度も排尿する
という症状が現れることがあります。
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⑤ その他
以下のような病気が隠れている場合もあります。
• 膀胱炎
• 尿路感染症
• 膀胱がん
• 利尿薬の影響
• カフェインやアルコールの過剰摂取
特に血尿を伴う場合は、早めの受診をおすすめします。
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夜間頻尿を予防する8つの方法
生活習慣を見直すことで、症状の改善が期待できる方も少なくありません。
① 日中は十分な水分を摂る
「夜中に起きたくないから」と日中の水分まで減らしてしまうと、脱水によって尿が濃くなり膀胱が刺激されやすくなります。
また、尿路感染症や尿路結石のリスクも高まります。
ポイント
• 日中はこまめに水分補給をする
• 就寝2〜3時間前からは少し控えめにする
• 喉が渇いたら無理に我慢しない
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② 夕方以降の飲み物を見直す
夜に大量の水分を摂ると、その分夜間の尿量も増えます。
特に
• アルコール
• コーヒー
• 緑茶
• 紅茶
• エナジードリンク
は利尿作用があるため、夕方以降は控えめにしましょう。
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③ 塩分を控える
塩分を摂りすぎると喉が渇き、水分摂取量が増えるだけでなく、夜間多尿の原因にもなります。
目安は1日6g未満です。
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④ 足のむくみを改善する
日中に足へ溜まった水分は、横になると血液へ戻り、夜間に尿として排泄されます。
夕方に
• 20〜30分の散歩
• 軽いスクワット
• ふくらはぎのストレッチ
• 足を少し高くして休む
ことが効果的です。
むくみが強い方には弾性ストッキングが有効な場合もあります。
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⑤ 適正体重を維持する
肥満は
• 前立腺肥大症
• 糖尿病
• 睡眠時無呼吸症候群
などの原因となり、夜間頻尿を悪化させます。
適度な運動を継続しましょう。
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⑥ 便秘を改善する
便秘になると直腸が膀胱を圧迫し、頻尿の原因となることがあります。
食物繊維、水分、適度な運動を心がけましょう。
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⑦ 骨盤底筋を鍛える
男女ともに骨盤底筋を鍛えることで、膀胱を支える力が高まり、尿意をコントロールしやすくなります。
肛門を締めるような運動を5秒間行い、5秒休む動作を10回、1日3セット程度続けてみましょう。
※実際の排尿中に尿を止める練習は習慣にしないようにしてください。
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⑧ 基礎疾患を治療する
夜間頻尿の背景には
• 高血圧
• 糖尿病
• 慢性腎臓病
• 心不全
• 睡眠時無呼吸症候群
などが隠れていることがあります。
頻尿だけでなく、全身の健康管理も大切です。
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当院で行う検査
原因を調べるために、症状に応じて以下の検査を行います。
• 尿検査
• 血液検査
• 残尿測定
• 腎臓・膀胱・前立腺エコー
• CT検査
• 必要に応じて膀胱鏡検査
原因を正確に診断し、一人ひとりに適した治療をご提案します。
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治療方法
原因に応じて、
• 前立腺肥大症治療薬
• 過活動膀胱治療薬
• 夜間多尿に対する治療
• 生活習慣の改善
• 基礎疾患の治療
などを組み合わせて治療を行います。
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こんな症状があれば早めにご相談ください
次のような症状がある場合は、生活習慣だけでは改善しない病気が隠れている可能性があります。
• 夜2回以上トイレで目が覚める
• 血尿がある
• 排尿時に痛みがある
• 尿が出にくい
• 残尿感がある
• 急に症状が悪化した
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まとめ
夜間頻尿は「年齢のせい」と諦める必要はありません。
生活習慣を見直すことで改善する方も多く、原因となる病気を治療することで症状が大きく軽減することもあります。
夜中に何度もトイレで目が覚める、睡眠の質が低下している、日中の眠気や疲労感が続くという方は、ぜひ一度ご相談ください。
南茨木グリーンクリニックでは、尿検査・エコー・CT・必要に応じた膀胱鏡検査を組み合わせ、夜間頻尿の原因を丁寧に調べ、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。